黄金のスコップ 小説紹介

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「闇姫無双」 恋姫 評価B-

気付けば地平線の彼方まで続く平原。その事実に足が縺れてへたり込む。
彼女の名は御影。病に冒されどこか達観した妖しい魅力を纏うただの少女。
そんな彼女は天の御遣い。無力感に苛まれつつも劉備の代わりの旗印に。
これはそんな薄幸の威光に照らされて色濃く栄える人物達の物語。

天の遣いは死を求めている。死という狂気に魅せられた村人は恐怖を捨てた。
長年の病に投薬。白い肌に止まぬ発熱と濁った目での懸命さはどこか異様。
そんな自身とは比ぶべくもない関羽の姿に自らの目を抉りたくなるのも必然。
このめっちゃネガティブ御遣いさんのダークな語りがなかなかツボ。

そうして彼女達は除々に狂った歩幅を揃えて義勇軍として名を馳せます。
持病を抑える薬も限りある中での緊張の連続。発作や発熱は日常茶飯事。
彼女の歪んだ威光に影響されてか関羽に孔明と濁った泥を吐き出し。
妄信的で流される描写の多い関羽。ここでは独占欲と加害の歪んだ愛を発揮。

そして面白いのが孔明。彼女はあまりに天才すぎたが故の仮面を被った嘘つき。
そこへ天の御遣いという面白い嘘つきを発見。思わず仲間意識が芽生えくふふ。
すぐにでも死んじゃうのは許さないんだから。絶対死なせてなんかあげない。
こうして軍師?なにそれ美味しいの?と真っ黒侍女が誕生。まてこれは孔明の罠だ。

闇とは病み。みんな歪んで楽しそうな物語。語られる内面にゾクゾクするね!












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