黄金のスコップ 小説紹介

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「さくらの!」 ローゼン 評価B-

トラックに轢かれミンチ転生。気付けばトランク棺桶ドールにTS。
生前譲りの表情筋の麻痺した彼女の顔は見れば怖気が走る深遠の闇。
結果その見た目から他のドール達に恐怖の眼で見られてしまう勘違い。
これはそんな主人公の容姿を讃えるギャップを楽しむための物語。

目覚めれば真っ暗。とても狭く轢かれた事実から棺桶と予想し脱出。
そうして出た先はどこかの民家。そして喋る赤い人形……ひぃ、呪いの方!?
独りでにこっちを見ながらぶつくさ怖いとどうこう言うお前のが怖いです。
なにやらアリスゲームだか第七ドールやらジュンは半焼きより生焼けがいいよ。

そうして互いに混乱を深めながらの邂逅にホイホイやってきたのが水銀燈。
偶然飛んでったのが攻撃と勘違いされたり見た目と口数の少なさで不気味さ倍増。
喪服のような黒衣。鴉の濡れ羽色の髪。閉じたままの瞳。まさに切り裂く鋭さの黒曜。
そのやる事全てが斜め上に向かう勘違いは説明不可。だってツッコミ所が多すぎるだわさ。

そうして舞台はジュンが迷子の人形を治したり水銀燈の登場で始まったこの物語。
その展開も異質な彼女の混入によりギャグとシリアスの相容れない溝を構築。
表と裏で双方の視点を描いての勘違いはツボ。深紅のお姉さんぶる動揺が特に。
そんな元凶の彼女は伸びた爪でうっかり引き裂いたりともうお前じっとしてなさい!

あなたはだれ?ここはどこ?誰も答えてくれはしない。なぜならこれは勘違い。
その悲しいまでに漏れ出すラスボス臭に合掌。運命はかくも残酷なり。












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