黄金のスコップ 小説紹介

日々発掘する小説をメインに紹介してます。

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「聖杯戦争から脱出せよ」 型月 評価B-

憑依先は正義の味方。気付くと同時に宣告される養分か養子かの死。
果てに衛宮士郎となった小市民の彼の夢は公務員。NO正義NO魔術。
もちろん聖杯戦争なんて断固固辞。原作知識は全て平凡への供物へと。
これは三十六計逃げるにしかず。世界を股にかける男の涙の物語。

役者と観客は別腹。ファンとしては好きだが当事者となれば話は違う。
舞台袖で笑えなくなった憑依より10年。見事東京へと進学という名の逃亡。
思えば全て遠き理想郷……。原作冬木を思いつつ安全地帯で煎餅をパクリ。
そして唐突に手の甲に走る痛み。そこには聖杯戦争参加者の証である令呪が!

というわけで全力でエスケープしたものの、しっかり令呪にロックオンでの逃亡劇。
注目すべきはなんだかんだで原作に関わるのが多い中、真剣に逃げるスタンス。
小市民の身でワカメ以下の実力となれば、あの魑魅魍魎の街はそれは恐ろしい。
原作知識から次々浮かぶ解決策も、悉くBADENDが見える即八方塞がりに。

もちろん士郎側があれこれ考える間も、冬木では刻々と戦争の準備が進行中。
とりわけ一騎でも揃わない現状では、聖杯は手に入らないために総出で山狩り。
ロリブルマやあかいあくまに始まり殺伐としたギャグで士郎に迫ります。
決戦の舞台は南国ハワイ。200年でも類を見ない混沌とした戦争が今。

僅かな救いも見えての四面楚歌。感想コメの他の予想で妄想もまた一興。
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「時を止めて」 オリジナル 評価B- R-18

時間を止めてエロイことしたい!そんな誰もが願う夢がここに!
主人公は不思議な骨董屋に入り浸る以外は、平々凡々な気弱な学生。
彼はある日を堺に失踪した店主から、店と共に時を止める指輪を託され。
お前はどこか俺に似ている。始まる学生ライフと二代目骨董店の物語。

時を止められるなら、何をしたい?その答えは思春期の男の子には一つ。
彼はこの人外の境地に多大な優越感と、湧き出る欲情を抑える事が出来ません。
静止した時の中では、何をしても怒られない。ムクムクと膨らむ加虐心。
彼は学校の衆目の中で味を占めるのですが、そこで不意にアクシテンドが。

そんなわけで時を止めてエロをする訳ですが、物語はそう単純ではかったり。
時間停止はあくまで触り。確認後は控え、要所々々で仕事などにも活用を。
またきっかけが何かはわかりませんが、突如モテだしたりとエロ向けの展開も。
時間停止のアドバンテージに加え、出合う女性を次々快楽漬けの手腕もグット。

気弱な主人公がモテたり成功したりと多分にご都合主義。なのに面白い。
前任の店主も彼と同じような道を辿ったのでしょうか?いや確かに似てます。
その前店主が残した指輪の忠告も気になりますし、エロ以外からも目が離せない。
今の所失敗や不安要素は皆無ですし、気楽にサクサク読める所も好感触です。

先輩4人に教師、双子の令嬢に極道の妻。中々刺激的な毎日です。
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「サスケという病」 ナルト 評価B+

表がナルトなら裏はサスケ。その裏の主役に曖昧な原作知識を持って憑依。
当初この事態に楽観した彼ですが、それはやがて焦燥感へと次第に変化。
原因は文字通り住む世界が違うため、チャクラ等感覚的に理解できない劣等から。
そして起こるうちは滅亡。これはサスケに憑依した一般人が、兄との再会を目指す物語。

ふ、ふざけんなッッ。それは写輪眼も得ずに原作へと介入した結果の叫び。
憑依前は成人したいい大人でもあり、ここでのサスケは厨二病など発症せず。
その対価は才能。体はサスケといっても中身は一般人という事で術は不得意です。
相応に努力するが実らない所は、原作冒頭のナルトとどことなく似た面影が。

他にもこのサスケは原作サスケと比べ、過程は違いますが結果は類似点がチラホラ。
良くも悪くもエリートなうちは一族で不出来な彼は、自然優秀な兄と比較され。
それでも優しい兄は普通に接してくれたりと、原作と同じでイタチが大好き。
それは兄の大虐殺があった後も変わらず。目標は再会で、復讐心など皆無です。

実にツボ。思考や言動の端々から、一般人だったと分かる楽観や危機感の欠如が特に。
弱すぎず強すぎずなおかげで、なんとかなりそうでそうでもない難易度設定もグー。
サクラが見向きもしない事からも、分岐点の大蛇丸はうちはの彼をどう見るのか。
なにげに兄の残した万華鏡写輪眼の言葉など、憑依した彼でも?と期待感が。

中途半端に縛られるなら、いっそ無い方が良い。知らずサスケに縛られる物語。
URL:http://citaatelier.web.fc2.com/novel/kensuke/kensuke.html

「健介君は一般生徒です。」 ネギま 評価B

主役の健介君は紛れもない一般生徒。そこに勘違い成分を注入。
場を乱すトリックスターとなった彼は、どんな危機的状況からも生還します。
やがて桜通りの吸血鬼など表に関わり、裏では機密機関の司令官等で伝説に……。
これは実は情に脆く、心に傷を負い、周りに壁を作るすごい拳法の使い手の物語。

そんなわけで桜通りの変質者に遭遇、オッスおらピンチの追われる状況。
もちろん勘違いは初めが肝心。しっかりあっさり罠に貶めクールに去るぜ!
この強者認定される最大の功労者は茶々丸。神の理不尽にも忠実に職務を全う。
さすが幻の拳法セクシーコマンドー……。認めよう、あなたが神だ。

それからは大停電や修学旅行など、要所にどんどん巻き込まれていく展開。
一般人なので行動は制限されますが、それを補って余りある台詞で翻弄します。
例えば適当に言った機関が存在してたり、素人の動きは自然さや誘いと誤解等々。
まさに悪運。これはもう勘違いというより鈍感な呪いというレベルのような。

ちなみに要所への展開が早いです。理由は日常などで原作へは関わらないため。
あくまで原作キャラとの接触は非常時。おかげで勘違いは訂正される事もなく。
意図的ではない天然の勘違いは、彼の一般人という持ち味をより生かす結果に。
しかも彼だけではなく、妹や母など一家全員が勘違い持ちと恐ろしい家です。

運も実力の内。原作キャラをあっさり手懐ける様がなんともシュールな物語。
URL:http://www.mai-net.net/bbs/sst/sst.php?act=dump&cate=all&all=30647&n=0#kiji

「ロード=エルメロイの聖杯戦争」 型月 評価B

視点の主役はケイネス。至高にして時計塔最強の魔術師。
この物語は、彼等を如何にして第四次を勝ち残らせるか?の描写がメイン。
勝ち残らせるという事で、極端な魔改造や性格改変などはありません。
あくまで基本に忠実に。侮れない蝶の羽ばたきの物語。

原作通りディムルッドを召喚した際の変更点は大きく言って二つ。
一つは婚約者ソラウの不在。もう一つはケイネス自身による殲滅方針。
前者は逸話から当然の処置であり、後者は裏打ちされた秘術への自信から。
戦争に来た彼はランサーの思慮を一笑に付す、どこまでも冷徹な魔術師でした。

この彼は彼なりに思惑がある描写がグッド。まさに不確定要素がぴったり。
原作では噛ませに小者のケイネスが、隙を見せればやられる強者に見えてきます。
しかも不思議な事に風格まで。切継に始まり英雄王や征服王の面影がちらほら。
本当に不思議。傲慢さはそのままなのに、何かやってくれそうなカリスマが。

ちなみに物語の流れはセイバーに手傷を負わせる迄は同じですが、その後は変化が。
きっかけはアサシン。脱落したそれが現存し、なおかつ教会との繋がりから。
この重大な規約違反に誇り高いケイネスは激怒。教会へ弾劾しに乗り込む事態に。
時臣らも証拠が無いと動けまい、と高を括っていただけにこの展開は予想外。
後ろめたい事をしているのは事実であり、証拠は他マスターへの呼びかけと数の利。

キャーケイネスさんカッコイー!どことなく道化っぽい所も愛すべき長所です。
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